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zoom RSS 美しい廃墟:和歌山「加太・友ヶ島」旅A(最終回)

<<   作成日時 : 2017/10/25 02:06   >>

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東京⇒瀬戸内海の友ヶ島(和歌山県) への旅…続きです
今回は、いよいよ’島’のお話
友ヶ島の印象を一言で表すと…
「人工の建造物を自然が飲み込んでいく過程を見ている感じ」?
ヒトの思いと自然の力強さとの両方が感じられ、非日常の感覚が味わえる島です
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※「友ヶ島」を、ものすごーく簡単に紹介すると…
4つの島の総称で、中でも沖ノ島には見所が沢山
特に明治20年代に作られたレンガ造りの建物や砲台跡は、趣のある‘廃墟’という感じで見ごたえがあります
『ジブリアニメ‘天空の城ラピュタ’を思わせる景色』が話題になり、無人島にも拘わらず観光客の多い島です
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友ヶ島、思っていた以上に広かった!
色々観ながら時々休んでいると、半周でも3時間ちょい
土の道はそれなりにヒトが歩けるようになっていますが、起伏はそこそこあります
まぁ 軽ーいハイキングですね

砲台が5か所に設置されていた友ヶ島砲台群(由良要塞の中の一つの施設)
大阪湾防衛の目的で作られたようです
第二次世界大戦時にも使われていましたが、活躍の機会は無かったそうな。。。
これから紹介する‘建物が崩れた写真’たちは、終戦と同時に米軍により撤去された跡で、戦時中に攻撃された跡ではありません
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それでは、見所をいくつか、写真と共にご紹介していきますね

まずは、第二砲台跡
友ヶ島と淡路島間を通過する敵艦隊に、真横から砲撃を加えるために設置されたそうです
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旧海軍聴音所跡
…ここは、驚きの施設でした。。。
★外観
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屋根部分に植物が生えていて、狭い2階部分は少し見づらくなっています
植物が自然にここまで育ったのもあるでしょうが、上空から発見しづらいというメリットもあるし、そもそも人の意図が働いてこうなっているという説があります

ちなみに、何をするところかというと…
海底にマイクと集音器を設置してケーブルでここまで引っ張り、聴音員がレシーバーでスクリュー音などを聴き、敵の位置や進路を予測する場所
★聴音室
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非常に神経を使う過酷な業務…‘執念’という言葉が浮かんできました
毎日毎日、ひたすら集中して音を聴く仕事
すごい、私には無理だわ。。。


各施設の跡を歩いて巡っている途中、清々しい気持ちになる場所もあったりします
カニやエビ、小魚観察もできるらしく、海辺で遊ぶ方もいらっしゃいました
孝助松(こうすけまつ)海岸
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人工的な施設はほんの一部で、ほとんどが‘自然’である友ヶ島
鳥獣保護区の看板も立っていました
★道は比較的歩きやすくなっている↓
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リスが樹から樹へ飛び移っていたり、ヘビがうねりながら一生懸命移動していたり、暗い建物の中ではでっかいクモやコウモリがじっとしていたり…そんな光景が見られました
あとは、鹿(か、ヤギ?)らしきものの糞も落ちていたなぁ…
かつて人間が利用していた場所も、今は、動植物たちのものといった感じでした。。。

さて、友ヶ島砲台群の中で最大規模の 第三砲台跡

★手前の丸い池は砲座の跡です↓アメンボがすいすいしてました♪
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砲座が4つ、↓(左)弾薬支庫、それらを繋ぐせまーい運搬通路も、自由に見学ができます

★弾薬支庫が並ぶ風景↓

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但し!内部は、暗闇です
我々は懐中電灯を持参していましたが、一瞬消してみたら本当に真っ暗
暗闇がかなり苦手な私は、「一人じゃ歩けん!こわーーーー!」と感想を漏らす
…が、どこにでも明るい方はいらっしゃるもので…
施設内で童謡を繰り返し歌うおばちゃま現る!しかも上手
トンネルで歌っているようなものなので、エコーが利いていて気持ちいいのでしょう
…色々考えを巡らせながら見学していた自分とのギャップに、笑えてしまう出会いでした


さてさて、「戦争に関係する場所、捉え方や感じ方は人それぞれ」と思うので、所感は最低限に留めます
私個人としては、改めて今の時世を考える機会になりました
同時に、自然も感じられるし写真撮影も楽しい土地だなぁと思ったのも事実
…と、まぁ、人それぞれで楽しめるところとしてご紹介しました

★ちょっと気取って写真を撮ってみた↓
画像画像














※加太から船で片道20分(友ヶ島汽船・大人往復2000円)
加太までは大阪からも和歌山市内からも、車で小一時間














そして、最後に…
当時の最先端の人工物が使われなくなり、土に根付いた植物やそこに棲む動物たちが存在感を取り戻していく感じ…ラピュタの世界観をそこに見るというのも、頷ける気がしました

玄関口・加太港で鯛をいただき、淡嶋神社でうっとりし、友ヶ島まで足を延ばす…おすすめコースです

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
歴史と自然とファンタジーを感じる不思議で素敵な場所ですね!
とても興味深いです!
とは言え距離的になかなか行ける所ではないのでこうしてブログで詳しく教えてもらえると嬉しいです♪(σ≧▽≦)σ
ちぇはは
2017/10/25 02:20
コメント、ありがとうございます♪
興味をもってくださり、嬉しいです。
しかし…そうなんですよね〜関東からは遠いんですよね。
私も、主人が和歌山に赴任しているから行けたという印象です。
日本も色んな場所があるものですね〜
ちぇははさんへ emi
2017/10/25 02:24
恥ずかしながら、和歌山は仕事でもプライベートでも、行ったことがないのです。
emiさんの記事を拝見して、興味津々になってしまいました。
廃墟マニア(と言うほどでもないか)としては、ぜひ行ってみたいです。
美味しそうなものもあるようだし(^v^)
くっきぱぱ
URL
2017/10/27 19:58
古い建造物(廃墟も)大好きなので行ってみたい所がまた一つ増えました。
古代の遺跡などもそうですが、人間が土地を切り開いて作った建物がまた自然の樹木によって包み込まれていくのを見ると、人間も自然の中の一つなんだなぁと思います。
弾薬支庫が並ぶ風景、素敵ですね。これが街中にあったらカフェとかアーティスト作品の店とかを並べて良い雰囲気にできそうなんだけど(笑)
うずら
2017/10/28 00:13
関東人にとって和歌山はなかなか縁遠い場所ですよね。
色々見所があるものだぁと行くたびに思います。
和歌山県内で行ってみたいところは他にもあるので、また訪れて紹介できればなぁと思っています。
友ヶ島は、くっきぱぱさんのようなカメラがお上手な方が訪れたら、きっとステキな写真が撮れるんだろうなぁと思います。
仕事の帰りじゃなかったら、私も一眼を持って訪れたかったです。。。
くっきぱぱさんへ emi
2017/10/30 01:18
いわゆる’廃墟’って、興味がある方は結構いらっしゃるものですね。
うずらさんもでしたか(笑)
和歌山方面に行く機会があったら、ぜひ訪れてみると良いですよ。日常を忘れる不思議な場所でした。
「人間も自然の一つ」→本当にそうですね。
そういうことを思い出すきっかけは時々あった方が良いですね。
弾薬支庫の場所、確かに!写真だけ見ると、テーマパーク的なショッピングモールにありそうな建造物かも。
うずらさんへ emi
2017/10/30 01:24
わずか70数年前本気でアメリカと闘っていた緊張感と、芭蕉じゃないですが兵どもが夢の跡の侘しさも感じられますね。非日常がこんな近くにあったというところが人気の理由でもあるのでしょうか。我が親父104歳で「戦争体験を語る講演会」等に出ていました。一瞬戦争が日本史のなかから現実感を帯びて出て来たような感覚にとらわれます。
サヤ侍
2017/10/30 15:38
こんばんは。
和歌山にもゴーストタウンがあったのですか。
南の島と栃木の奥にもありますね!
先日の台風21号が和歌山県を直撃しましたが
旦那さんの所は被害に遭われなかったのですか?
ブロ友のベティーちゃん家の蔵所が遭われ
大変だったようです。
ぷりめいら
2017/10/30 17:47
まさに「兵どもが夢の跡」という言葉が念頭によぎる、そんな光景でした。。。
実際に戦場になった場所を訪れた時の気持ちとはちょっと違う感じ…でも、戦争の跡ではあるし…と、いろーんなことを考えながら歩いていました。
お父様、104歳で講演されるとはすごいですね。
素直に、拝聴したいと思いました。
戦争を直に体験した方の話は、段々と貴重なものになりつつありますよね。
サヤ侍さんへ emi
2017/11/02 01:00
こういう場所ってあるんですね。
実は、東京のテレビニュースでたまたま知った場所なんですよ…訪れてみて、色々な気持ちを体験することになり、思い出深い場所になりました。
台風のご心配をいただき、ありがとうございます。ベティーさんは被害があったんですね…大変!
主人が住む和歌山市、今回は大丈夫でしたが、9月の台風では電柱が倒れて真夜中に停電だったとか。
しかし、ほんと…九州や太平洋側の各地の半島は、台風の影響をもろに受ける印象…そのたびに心が休まらないと思うと、自分が住む地域の多少の雨風でアタフタしちゃいけないなぁと思います。。。



ぷりめいらさんへ emi
2017/11/02 01:11
その昔とは云っても、70年位前には軍事防衛上の要塞として多くの軍人や兵隊さんが詰めていたのでしょうね。
kazukun
2017/11/05 19:28
コメントありがとうございます。
本当にその通りですね。
そこにいらした軍人さんたち、どれほどの緊張感の中、職務に就いていたのかと想像しました…が、多分、自分の想像を超えていたんだろうなぁとしか、逞しい妄想力をもっても行きつかずでした
kazukunさんへ  emi
2017/11/06 03:15
こんばんは
いつもながらemiさんの表現はとてもわかりやすくて、いつか機会があればいってみたいなと思います。それにあのシラスをリアルをに味わってみたいし(笑)
でこみん
2017/11/12 20:52
ありがとうございます。
そんな風に言っていただけると、張り合いがあります
シラスは主人が食べていたのですが、実物の迫力はすごくて、一瞬、私もそっちにすればよかったかなぁと思ったりしました。
機会があれば、ぜひ訪れてくださ〜い♪
でこみんさんへ emi
2017/11/15 01:24

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